近くて遠い君

「亜美....今日元気ないね」


「そう?そんなことにいよ!
ちょっと、トイレ!」


「一緒に行く?」


「ううん!へーき!
すぐもどるよ!」


「わかった」


トイレなんてうそ。

ちょっと、一人になりたかったんだよね....



でも、なっちゃんには迷惑かけれないから....


「はぁー....」


晃太くん....


あれ?今、なんで晃太くんがでてきたの?


私の好きな人は裕太なのに....


「あれ?亜美さん」


「え!晃太くん!」


ドキ....


え....なんで、ドキドキしてるの....


「ねぇー。亜美さん....
付き合おうよ」


「え....」


「だって、前にも言ったけど....
裕太には好きな人がいるんでしょ?
なんで、そんなに裕太のこと好きなわけ?」


「....裕太は幼なじみなの....
泣いているとき、辛いとき、いつもそばにいてくれた。
でも、裕太には好きな人がいるって....もう今は裕太の隣は私ぢゃないんだって....何度も言い聞かせた
でも、無理だった。忘れるなんて....
それだけ、裕太のこと好きだから....」


「そう....
でも、俺、今の亜美さん見てられないよ?
そんな、泣きそうな顔して....」


「うん....ごめんね
でも、もうちょっとがんばりたい」


「わかった....
でも、辛くなったらいつでも俺のとこ来て」


「うん....優しいね
ありがとう!晃太くん!」


「....///ちょっ、それは反則....」


「....?」


「なんでもないよ!
ぢゃあね!」


どうしたんだろう....


大丈夫かな....?顔、赤かったけど....
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