近くて遠い君


周りが見えてない....?


「はぁー....」



「あっ!裕太またため息ついてる!」


「うおっ!亜美、いつからいたんだよ!」


「さっきですー。すみませんね、影が薄くて!」


「んなこと、言ってねーよ
わけわかんねーな....」


「....?なんなこと?」


「こんなこと。」


「えっ、えっ!」


私、抱きしめられてる....!!


「ちょ、裕太?」


「ごめん....
今はこうさせて....」


もう....こういうところが可愛いんだから


でもね。期待しちゃうよ?
こんなことすると....



裕太には好きな人がいるんでしょ?


なんで、こんなことするの....?



辛いよ....余計に辛くなるよ....



< 20 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop