近くて遠い君
「俺さ。昨日好きなやつにあったんだ。堀内まりあ。俺の好きなやつ
俺の一方的な片思いだったから、好きになってほしくて....振り向いてほしくて....
めちゃくちゃ、がんばった。
だから、昨日呼び出されて、告白されたんだ。まりあから。」
堀内まりあ....
え....?
「好きだって。うれしかったよ....
ずっと、がんばってきたんだから
だから、俺も好きだ!って....付き合おう!って言えなかった....」
「....どうして....?」
「わかんない....なにかに、ひっかかったんだ。俺、最低だ。傷付けた....
泣いてた....」
「祐太....」
「もー。どーしたらいいかわかんねぇ....」