本音なんて、好き。
「あ!えーと稲葉沙耶ちゃん?うち、相川未来!前の席なんだ〜!よかったら仲良くして♪」

相川未来ちゃんはとても元気でノリの良さそうな子だった。

「未来ちゃんっていうんだ!よろしくね!私のことは沙耶でいいよ!」

「ほんとー!?ありがとう!うちも未来でいいよ!よろしくね沙耶〜♪」

実際、私は友達作りが得意な方。

未来ともすぐに仲良くなれた。

そんな調子で色んな子に話しかけた結果、クラスの女の子とは全員友達になれた。

みんなノリが良くて良い子ばっかりで、1年間楽しみ!

ガラガラー…

「はい、席着いて〜。SHR始めるよ」

入学式で紹介された先生が、入ってきた。
< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop