夢は大空に

「へ~…」


男はニヤニヤして見てくる。

…気持悪い…


「じゃ、じゃぁ…」


そう言い立ち去ろうとしたとき、腕をつかまれた。

な、何!?


「けっこうかわいいじゃねぇか~」


そう言って不気味な笑みを見せる。

何言ってんのこの人…


「やめて!!」


触んないでよ…

いくら腕を話そうとしても、ビクともしない。

離れるどころか、腕をおさえて地面に押し倒された。


「やめて…!」
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