夢は大空に
勘違い
翌日、昨日のことを
千夏と美希に言った。
「そっか〜・・・でも、里菜はまだ好きなんでしょ?」
「うん・・・」
「なら、好きでいなよ。
もしかしたら、先輩も照れてただけかもよ?」
そう言って、私の肩を叩く千夏。
千夏の言葉に納得して、
笑いかける美希。
「そうだよね…ありがと!2人とも~」
私の友達が、2人でよかったよ。
「なんにもしてないけどね~。」
「頑張ってね~」
「うん!!」
私達3人は、授業中ってことをすっかり忘れて話してた。
まぁ、他の人もしゃべって、授業なんて真面目にしてないけどね。