至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
外で待っててもらってるんだった。


……すっかり忘れてた。



「もうこんな時間……。どうしよう……」


部屋の時計は8時を指していた。


あれから3時間くらい経過している。



……待ってるわけないか。


暴走族でも、さすがにここには乗り込まないんだ。


小さい子もいるし、助かった。


だけど怒り狂って、明日は学校に凌牙自ら乗り込んでくるかもしれない。


命同様大事な物みたいだし。






――だけど。



もしも、もしも、待っていたら……?
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