至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「兄貴のことなにも知らねークセに。知ったらお前だって……」
「和希ッ!!!」
テルさんの怒号に、ビクッと和希の肩が震えた。
遮ったのは、まずいを話させるのを止めようとしたからだというのは、明らかだった。
いくら突っ張ってる和希でも、テルさんには敵わないのか、それ以上口を開くのをやめた。
横に短く息を吐いて、仕方なさそうに特攻服のボタンを留めた。
「行くぞ」
ちょうど着替え終わった和希の背中をテルさんが押す。
……何を言おうとしてたんだろう。
話の続きが気になったけど
「優月も」
チラリと視線を落とされて、黙って2人のあとについて行った。
「和希ッ!!!」
テルさんの怒号に、ビクッと和希の肩が震えた。
遮ったのは、まずいを話させるのを止めようとしたからだというのは、明らかだった。
いくら突っ張ってる和希でも、テルさんには敵わないのか、それ以上口を開くのをやめた。
横に短く息を吐いて、仕方なさそうに特攻服のボタンを留めた。
「行くぞ」
ちょうど着替え終わった和希の背中をテルさんが押す。
……何を言おうとしてたんだろう。
話の続きが気になったけど
「優月も」
チラリと視線を落とされて、黙って2人のあとについて行った。