至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
ハッと目を引く出で立ちに、あたしも恐怖を忘れて佇んだ。


"総"総長の証なのか、襟元と袖にはきらびやかなゴールドの刺繍。

それはどの白い特攻服にもない仕様。


存在感と、出でるそのオーラが半端ない。


神々しいほどの白は、今日もやっぱりその髪とそのブラウンの瞳を引き立たせていた。




凌牙は、一番派手な男の顎先を掴む。


「俺の女に手を出すとは、大した度胸してるな」


男達が一斉に"えっ"て目であたしを見た。



だけどあたしも"え"なのだ。


いつ、だれが、俺のオンナ?
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