至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「じゃあ始めるか」
凌牙の合図で、この一帯に緊張が走った。
全員がばらけ、他のメンバー達もそれに合わせてバイクに跨る。
和希は大翔のバイクの後ろに跨った。
「あれっ?」
よそ見をしている間に凌牙を見失ってしまい、右往左往しているとため息交じりの声が聞こえた。
「また攫われてぇのかよ」
凌牙があたしの手を引っ張る。
……大きい、手だった。
もう処女じゃないけど、あたしは本当の意味で男を知らない。
恋だって、したことない。
だからこんな仕草にいちいち胸が反応する。
……ドキドキ、しちゃうんだよ…。
凌牙の合図で、この一帯に緊張が走った。
全員がばらけ、他のメンバー達もそれに合わせてバイクに跨る。
和希は大翔のバイクの後ろに跨った。
「あれっ?」
よそ見をしている間に凌牙を見失ってしまい、右往左往しているとため息交じりの声が聞こえた。
「また攫われてぇのかよ」
凌牙があたしの手を引っ張る。
……大きい、手だった。
もう処女じゃないけど、あたしは本当の意味で男を知らない。
恋だって、したことない。
だからこんな仕草にいちいち胸が反応する。
……ドキドキ、しちゃうんだよ…。