至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「合コンで必死こいて女探す必要がどこにあんだよ」


「合コン出来ないひがみだろ。中坊ならしかたねーか。子供だもんな」


「は?合コンなんてクソだな。黙ってて女が寄って来てこそ、格がつくんじゃねえの」


「おっ、オマエって奴はっ!!!!」


「だいたい大翔は女の趣味わりぃんだよ。ロクな女連れてんの見たことない」


「ガキに女の何が分かるっつんだ!」


和希に完全にやり込められている大翔。


勝ってるのは威勢だけ。


もう、どっちが年上か分からない。



「優月ちゃんも、可愛がってやってくれよな」


旬がこそっと耳打ちしてきた。


「え?」


唐突に言われて、反対隣の旬に目を移すと


「和希、な」


苦笑いしながら言われ、頷いた。
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