至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
旬が声を弱める。
「俺らにだって、和希は自分の素は見せてねぇよ」
少し淋しそうに言って、取り皿に残った野菜を箸でつまむ。
「和希の一番の理解者はテルさんだから」
そして、旬の目の前で黙々と一人でお鍋をつついているテルさんに目を向けた。
テルさん……?
どうして?
この光景を見てる限り、和希は大翔とかなり打ち解けてる気がする。
なのに、どちらかというとタイプが違うテルさんが和希の理解者?
「テルさんと和希は、付き合いが長いから。
だよね、テルさん?」
会話は聞こえているはずのに今まで入って来もせず、話を振られて初めてテルさんが顔をこっちに向けた。
「俺らにだって、和希は自分の素は見せてねぇよ」
少し淋しそうに言って、取り皿に残った野菜を箸でつまむ。
「和希の一番の理解者はテルさんだから」
そして、旬の目の前で黙々と一人でお鍋をつついているテルさんに目を向けた。
テルさん……?
どうして?
この光景を見てる限り、和希は大翔とかなり打ち解けてる気がする。
なのに、どちらかというとタイプが違うテルさんが和希の理解者?
「テルさんと和希は、付き合いが長いから。
だよね、テルさん?」
会話は聞こえているはずのに今まで入って来もせず、話を振られて初めてテルさんが顔をこっちに向けた。