至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
………。


そんなのあり得ない。


「謝らなくていいよ、優月ちゃん」


大翔に言われ、頭をあげる。


「来年もテルさんどうせ留年するし」


笑いながら旬が言う。


「来年も留年?」


ついに、本格的に頭が混乱した。


留年が趣味なの?


「テルさんは、凌牙の側近だから」


「側近?」


そんなの、映画やドラマの世界でしか聞いたことない。


凌牙はそこまでVIP待遇?


「分かりやすく言えば、マネージャーみたいなもん?護衛も兼ねてるし、会長からの指示とか、全部テルさんが持ってくる」
< 237 / 485 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop