至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
和希の言う通り。
あんなに真剣になるくらいなら。
そんなに簡単な問題じゃないなら。
あたしなんて拾わなければいいのに。
なのに……どうしてわざわざ……。
そんな目で疑問を投げかけたあたしに、テルさんはさらりと言う。
「俺らが守ればいいだけのことだ」
そういう問題……?
「……とにかく、今後一人での通学は絶対認められない」
テルさんの言い方は、凌牙程威圧感もない。
だけど従わなくてはいけないという、不思議な心理が働く。
それにあそこまで凌牙に言われたら、ノーとは言えない。
あんなに真剣になるくらいなら。
そんなに簡単な問題じゃないなら。
あたしなんて拾わなければいいのに。
なのに……どうしてわざわざ……。
そんな目で疑問を投げかけたあたしに、テルさんはさらりと言う。
「俺らが守ればいいだけのことだ」
そういう問題……?
「……とにかく、今後一人での通学は絶対認められない」
テルさんの言い方は、凌牙程威圧感もない。
だけど従わなくてはいけないという、不思議な心理が働く。
それにあそこまで凌牙に言われたら、ノーとは言えない。