至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「琉聖(リュウセイ)だ。よろしくな」
直視されて、顔が熱くなる。
美男子を前に、ボーっと突っ立ているあたしを我に返す麗美さんの声。
「この間は大変だったもんねー」
ポン、と肩に手を乗せられ。
「………?」
なんのことかわからない顔をしたあたしに、笑いながら琉聖さんが言う。
「集会で迷子になってたよな」
「……っ!」
琉聖さんが、あのときにあたしを囲んでいた白装束の一人だったんだと理解した。
……それは、噂にもなるかもしれない……。
直視されて、顔が熱くなる。
美男子を前に、ボーっと突っ立ているあたしを我に返す麗美さんの声。
「この間は大変だったもんねー」
ポン、と肩に手を乗せられ。
「………?」
なんのことかわからない顔をしたあたしに、笑いながら琉聖さんが言う。
「集会で迷子になってたよな」
「……っ!」
琉聖さんが、あのときにあたしを囲んでいた白装束の一人だったんだと理解した。
……それは、噂にもなるかもしれない……。