至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「ダテに男の世界で育ってない。白黒はっきりつけたがる性格なんだ。そこんとこ分かってやってくれたら嬉しい」


そういう琉聖さんは、凌牙をよく分かっているようで。


「たまにああやってガキみたいなことする時は、自分の気持ちに素直になれてない時だから」


羨ましいと思うこの感情は、なんなのだろう。


「いちいち気にしてたらアイツの側は務まんないぞ」


「あの……あたし」


そうは言われても、やっぱり根本的な謎は解消出来ない。



……一体、凌牙は琉聖さんや七海さんに、あたしのことをなんて説明したのかな。
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