至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「……凌牙の側にいてもいいんでしょうか……。

あたしなんかが側にいて、迷惑じゃないんでしょうか……」



柔らかく笑った琉聖さんは、コンクリートの壁を見上げて言った。


「それは凌牙に聞けよ」



……え?


まさか。



「拗ねて寝てっかもしんないけど」


「えっ?!凌牙、今……家にいるんですか?」


「ああ。帰ってるはず」


琉聖さんはガレージに停まっていたバイクを指さす。
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