至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「どうかしたのか?」


テルさんにまでそう聞かれるこの事態は、よっぽど突飛なことらしく。


「別に」


それでも雑誌に目を落としたまま、ぶっきらぼうに答える凌牙。




あたしがした髪色についての批判には、触れない方がいいんだと思った。




あたしのため……。


なんてそんな、自惚れるつもりもないし。




「あ、思い出した!そーいや優月ちゃんに言われてたよな!」


……大翔!?



「……優月に…?」


テルさんがそれに反応して。




それは言っちゃダメ!
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