至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
……なんてあたしの願いも虚しく。
「この間、車ん中で金髪なんて流行んないからどうのって、なあ?」
「あーあー、すっごい面白かったアレな」
旬も思い出したようにケラケラ笑うと。
案の定。
それは地雷だったのか、凌牙が雑誌をパタンと閉じ。
無言のまま立ち上がり、こっちに歩いてくる。
「……ッ…」
息を潜め、階段の途中で足止めしていたあたしの前に来たと思ったら。
目もくれず、なにも言わずに通り過ぎ、二階へあがって行ってしまった。
「この間、車ん中で金髪なんて流行んないからどうのって、なあ?」
「あーあー、すっごい面白かったアレな」
旬も思い出したようにケラケラ笑うと。
案の定。
それは地雷だったのか、凌牙が雑誌をパタンと閉じ。
無言のまま立ち上がり、こっちに歩いてくる。
「……ッ…」
息を潜め、階段の途中で足止めしていたあたしの前に来たと思ったら。
目もくれず、なにも言わずに通り過ぎ、二階へあがって行ってしまった。