至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
やっぱり凌牙はよくわからない人だと思いながら、ゆっくり中へ足を踏み入れた。


「男とか女とか関係ないだろ」


そう言う凌牙の意見はもっともで、言い直した。


「じゃあ……総長として」


上に立つ立場なら特に。


少しくらいルーズじゃないと、色々疲れるんじゃないかって。


「ほんとオマエって……」


まだ何か言いたそうな凌牙だったけど。


「隣座れ」


それ以上は言う価値もないと思ったのか、自分が座っているソファの横を顎で指した。
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