至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
そう言われてもあたしは何かをした覚えはないし、ドアの前でうろたえるだけ。
「つけろよ」
「………」
「つけろっつってんだよ」
「あ、ああっ…」
天井を指されて、灯りのことだと分かる。
慌てて今消したばかりのスイッチに手を伸ばした。
明るくなった部屋の中には、ついさっき綺麗だと思ったばかりの顔が形を崩していた。
「そこ触んなよ」
そう忠告すると、あたしに背を向けた凌牙は再びベッドに体を沈めた。
「つけろよ」
「………」
「つけろっつってんだよ」
「あ、ああっ…」
天井を指されて、灯りのことだと分かる。
慌てて今消したばかりのスイッチに手を伸ばした。
明るくなった部屋の中には、ついさっき綺麗だと思ったばかりの顔が形を崩していた。
「そこ触んなよ」
そう忠告すると、あたしに背を向けた凌牙は再びベッドに体を沈めた。