至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
いつも面倒で断っていたけど、今のあたしはそれこそ部活を出来ない理由が出来たから。
そう言ったのに、聞く耳をもたない彼女は部室のドアを開けてあたしを中へ促した。
「お願いですから、少しだけ話を聞いて下さい」
緊張しているのか、少し声が震えてる気がする。
「どうぞ」
……なんだろう……。
目も合わせない彼女を不審に思いながらも、きっとこの子は嫌な用を遣わされただけ。
この子の顔を立てるだけでも……と、開いたドアの中へ足を踏み入れた瞬間。
――バタン。
背後で扉が強く閉められた。
えっ!?
慌ててドアノブをガチャガチャ動かしてみるけど、どうやら外では数人が押さえているようで全く動かない。
そう言ったのに、聞く耳をもたない彼女は部室のドアを開けてあたしを中へ促した。
「お願いですから、少しだけ話を聞いて下さい」
緊張しているのか、少し声が震えてる気がする。
「どうぞ」
……なんだろう……。
目も合わせない彼女を不審に思いながらも、きっとこの子は嫌な用を遣わされただけ。
この子の顔を立てるだけでも……と、開いたドアの中へ足を踏み入れた瞬間。
――バタン。
背後で扉が強く閉められた。
えっ!?
慌ててドアノブをガチャガチャ動かしてみるけど、どうやら外では数人が押さえているようで全く動かない。