至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
思い出したのは、再入園が決まってから。


奈央がいる。


だから淋しくない。


そう思っていたあたしをどん底に突き落としたのは、奈央だった。




「生意気なんだよ!」


奈央はすっかり変わっていた。


「うっ……」


彼女の膝がミゾオチに命中。


レディースにでも入っているのか、その腕はかなり筋金入り。


あたし一人をいたぶるなんて、ワケもない。





今日も夜遅くまで、『制裁』という名のリンチは続いた。
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