理屈方程式


お父さんが亡くなってからも
私と優太の差別なく、平等に接してくれる。


だけど女手一つで育ててくれているため
家事は私が担当している。


これは、勿論の事だと思うんだ。


私も働こうかと思ったけど、


「働く事なんて大人になったら嫌でもしなきゃいけないんだから、

今のうちは好きなことしたり、
遊んだりしておきなさい」


というお母さんの気遣いにより、
働いていない。



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