君と私で恋をする。
バシッ





『いった・・・!』





「よっ、柚野じゃん!」





私の頭を叩いたのは幼馴染の岡本雄太。





生まれた時から親同士、仲良くて





小学校、中学校、高校まで同じ。





『いきなりなんなのっ!?痛いんだけどっ』





涙目になりながらも、雄太に怒鳴った。




「べっつにー。てかお前一緒に帰るヤツいねーの?」





『今日は未来が委員会の仕事なの!!』






「しょうがないから、俺が一緒に帰ってやるよ」





と、私の言葉を無視して得意げに言った。




た、頼んでないんだけど・・・。










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