ーTime Soldierー
　何回も見返してるうちにだんだん人が集まってきた。
「邪魔になってるから一旦脇に捌けてようぜ」
私はそれに賛同し、列から外れる。するとそれを見計らったように一人の先生が話しかけてくる。

「あなた達がクレス･アヒシスプと、ルーリュレン･フェイト･ディスピュートですね」

･･･よく噛まずに言えたなこの先生。
「はい、俺がクレス･アヒシスプです」
クレスが自己紹介をする。流れ的に私もしなければならないだろう。
「ルーリュレン･Ｆ･ディスピュートです」
「私(わたくし)は特別クラス担任をさせていただくエリザベータ･レーアニアです。説明は教室に行ってからにしましょう。あなた達で最後です」
特別クラスってなんだよ。
「早く行きましょう」
｢「はい」｣
私とクレスは勢いよく返事するとレーアニア先生の後をついて行った。
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