私の楽園。君の終焉、
教壇に上り教卓に手をついて話し始める。
「はい皆、先生は面倒な職員会議をサボることができました。それはなぜでしょう」
言い忘れたが唐突にクイズをしたり変なギャグをしたりと中身は宇宙人。
え~!とかなんとか生徒が反応するのを無視するように続ける先生。
「それはですね先生に彼氏が出来たからです。」
大爆笑だ。
「嘘つくなよ~」
なんて声が出て先生はむっとしたような表情をするが取り直して本題に入る。
「バレちゃあしょうがないわね。そうよこのクラスに新しいメンバーが入るのよ。」
お~!!!と歓声が響く。まぁ正直ブラジルの今日の降水確率の話をされた方が面白い。
「はい、入ってこいや」
ヤンキーか。そう心の中で突っ込みを入れつつドアの方を見る。