Candy House
お節介な人たちのパーティー
時計が夕方の5時を指差した時だった。
「よし、終わりにするか」
それまでマンガを読んでいた上野さんが顔をあげた。
「えっ、早くないですか?」
だいたい5時半とか6時に閉店するのが、『キャンディ・ハウス』である。
今日はそれよりも30分とか1時間早い。
「今日さ、外食にしない?」
ほうきとちりとりを片手に、安部さんが言った。
「が、外食…ですか?」
あたしは訳がわからなくて聞き返した。
「ノゾミちゃんも朝昼晩とご飯作ってるから、疲れるでしょ?
だから今日は外で食べようって」
上野さんが言った。
「よし、終わりにするか」
それまでマンガを読んでいた上野さんが顔をあげた。
「えっ、早くないですか?」
だいたい5時半とか6時に閉店するのが、『キャンディ・ハウス』である。
今日はそれよりも30分とか1時間早い。
「今日さ、外食にしない?」
ほうきとちりとりを片手に、安部さんが言った。
「が、外食…ですか?」
あたしは訳がわからなくて聞き返した。
「ノゾミちゃんも朝昼晩とご飯作ってるから、疲れるでしょ?
だから今日は外で食べようって」
上野さんが言った。