永久に愛を誓う
「だっ!抱いてなどおらんっっっ!」
斎藤さんは顔を真っ赤にして叫ぶ。
「えー、だってこの間の事件の時、あの三人から、千花ちゃんが毎晩毎晩斎藤さんを相手してるって言ってたってきいたよ!あと、山崎君も言ってた!!」
あっ!と千花は声をあげる。
「それは売り言葉に買い言葉のようなもので…」
と言うも、沖田はふーん。と言い、
「それはそうと、一くん、そろそろ千花ちゃん離したら?夜まで待てなくなっちゃった?」
くくっと沖田は笑い、
「じゃぁ千花ちゃん。お祭り一緒に行こうね~!」
と手をひらひらさせ去っていった。
「あ、嵐のようでしたね。」
と私がいうと、
「上野。俺も一緒に祭りへ行く。総司と二人きりなどさせられん。」
と、いうことでお祭りには3人で行くことになったのだった。