永久に愛を誓う
2人は屯所の門まで行くと、もう沖田さんが待っていた。
「遅いよー。千花ちゃん!お祭り終わっちゃうじゃない?」
と言いながら、こちらを振り向く。
「わっ!千花ちゃんすっごく可愛いー!」
と抱きついて来そうになった沖田さんを斎藤さんが止める。
「っていうか、なんで一くんまで来てるのさ。僕は千花ちゃんしか誘ってないのにー。」
頬を膨らませながら沖田はいうも、斎藤は
「早く行こう。祭りが終わってしまわぬうちに。」
とスタスタ歩き出す。沖田も、もーっと言いながらついて行く。なんだかんだいいながら2人も仲がいいのだ。