too cute(可愛すぎる)
8時前になんとか仕事を終わらせて三人で焼き肉屋に来た。


「ではでは、乾杯しますか?」


先にビールを注文して乾杯をする。


「プハー、仕事の後のビールはうますぎる~」


「原口君が仕事を頑張ってくれたおかげだね」


「山崎さんに誉められと調子狂いますからやめて下さいよ~」


「いつもこれくらい頑張れって事」


「いつも頑張ってるじゃないですか?」


「はいはい」


二人の息の合った会話を聞いてると可笑しくなる。


「お二人仲いいですよね?」


「どこが」
「全然でしょ」


すぐさま否定してくる二人。


「原口君、ほらっ、肉焼いて」


「こう言う場合女性がするものじゃないんですか?」


「今の時代男がマメじゃなきゃモテないのよ。ねぇー早瀬さん」


「そうですね」


「えー、もしかして早瀬さんも山崎さんタイプですか?参ったな。二人にコキ使われるのか~俺」


「ウダウダ言ってないで肉並べて」


原口さんがアタフタと肉を並べ始めた。


もっと綺麗に並べてよねー。と
原口さんが並べたのは最初だけで後は山崎さんがマメに肉を並べていた。


「早瀬さん、たくさん食べて」
「原口君、ビールは?」


肉を焼きビールを飲みながらお喋りし私達に気を配る山崎さん。


ズバズバ言うけど女性らしい気配り屋さん。
そんな山崎さんに原口さんが甘えてる感じなのかな?
息の合った二人の会話を聞きながら笑いっぱなしだった。









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