too cute(可愛すぎる)
じゃれあいながら愛を確認してる。
ストレートに好きって言いたいけどそれだけじゃ物足りない。


ヤキモチ妬いて妬かれてお互いの存在を確かめあう。まだまだそれが未熟の恋愛だとしても私には心地いい。


チュッと軽くキスして本宮は目を閉じてしまった。


私からキスしたい衝動に後ろを向いて丸くなる。後ろからお腹に本宮の腕が伸びてきた。


「こっち向けよ」


「…」


「だったらこうする」


パジャマの中に手を入れてきて
そして首筋にキスしてきた。


「ちょっと、やめてよ」


「痛ってっ」


振りほどいた腕が本宮の胸にあたった。


「ごめんっ」


起き上がり本宮の顔を見た。
薄明かりで笑ってる本宮の顔が見える。



…キスしたい。



そう思った時にはもう唇が触れてた。


「美紗に襲われたー」


本宮に背を向けて丸くなる。


「美紗、そういうとこが可愛すぎ」


後ろから私の体に毛布をかぶせる。
手を絡ませ後ろから私を包む。


「美紗にキスされて眠れそうにない。…美紗?…襲っちゃっていい?」


「…」


「無言は肯定とみなす」


ゆっくりと本宮の方を向いた。




「…襲ったらヤダ。……愛‥してほしい」




「美紗、…可愛すぎ」


背中に本宮の腕が触れあげた私の顔に本宮の顔が近付いてきた。







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