too cute(可愛すぎる)
「先輩、顔真っ赤ですよ」


キャハハと笑う百合ちゃん。


両手で頬を隠す。


「それで本宮主任は先輩のどこに引かれたんですか?」


「百合ちゃんっ、そんな事聞かなくていいから」


「いいじゃないですか。こんな時でないと聞けないんだし」


「飾らないところかな」


さらっと横から言ってくる本宮。
恥ずかしさピーク。


「いいなー。俺も彼女ほしーい。合コン行こっ」


「先輩良かったですね。私も先輩に続かなきゃ」


「あらっ、吉田君ビール?ジョッキが空じゃない」


「・…あっ、はい…ビール頼もうかな」


「俺もビールお願いします」


原口さんが山崎さんに顔を向けてお願いしてた。


恥ずかしさを消すようにビールを飲んだ。
だけど全然酔えない。


早瀬、飲みすぎ。と
本宮からビールを取られウーロン茶を注文させられた。


「キャー、本宮主任、亭主関白」


百合ちゃんの冷やかしの声。
もうさっきからからかって。


「吉田君、酔っちゃった?さっきからおとなしいじゃない」


「いえ、酔ってないですよ」


山崎さんに返事してた吉田君。
そう言えばさっきから元気ない。


「吉田君、カラオケ予約して。みなさん行きますよね?」


「行こ行こっ。こんな日は歌いたい気分」


原口さんがノリノリでのってきた。


「わかりました」


元気ない吉田君の声。
携帯出して電話してた。









< 67 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop