青春のひだまり。

…あ、この本けっこう面白いかも

適当に手にとった本を読みながらそう思った
いつもは本なんて自分から読まない俺だけど、これは素直におもしろいと思った。借りてみようかな、という選択肢が、頭の中をまわる



しかし借りるには相当な難関が降りかかる

図書室には俺と彼女の2人だけ。つまり、借りるには図書委員という立場の彼女に話しかけなければいけないのだ


…どうしようか







いや、この前のお礼も改めて言いたいし、借りよう。ここにきたのもきっかけをつくるためだし…


そう決心して、俺はカウンターに向かった
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