杉浦くんの手と私の手。
なっちゃんと杉浦くんは大親友と言っても過言じゃないほど仲良し。
でもすごくどうでもいいことで喧嘩をする。
喧嘩と言うより、言い合い?みたいな感じ。
お互いがお互いを茶化してからかうのがすごく好きなのだ。
でも、2人ともすごく素直……というか、子供だからいつもいつも言い合いがヒートアップしていく。
でも2人とも、付き合いが長いだけあって、お互いのことをよく分かっている。
杉浦くんはアメを。
なっちゃんはイチゴミルクを。
次の休み時間にはそれを渡して仲直りしている。
なっちゃんはアメが大好きで、杉浦くんはイチゴミルクが大好き。
2人とも毎度毎度そのパターンだ。
そして、今日のなっちゃんは昨日一日、杉浦くんをからかっていないから、今すぐにでも杉浦くんをからかいたくて仕方ないのだ。
私は、「ううん。残念なことに、なっちゃんが望んでるようなことは全くなかったよ!」っと言おうと口を開いた。
そのとき、どこからか現れた後ろで苦笑いを浮かべた杉浦くんが、私の代わりに口を開いた。
「おい、奈々美。キヨが俺に何かすることはあっても、俺がキヨに何かすることはねーよ!」
「えっ!?ちょっと、それどういう意味!?」
聞き捨てならないことを言われて、私はふくれっ面で言い返した。
でもすごくどうでもいいことで喧嘩をする。
喧嘩と言うより、言い合い?みたいな感じ。
お互いがお互いを茶化してからかうのがすごく好きなのだ。
でも、2人ともすごく素直……というか、子供だからいつもいつも言い合いがヒートアップしていく。
でも2人とも、付き合いが長いだけあって、お互いのことをよく分かっている。
杉浦くんはアメを。
なっちゃんはイチゴミルクを。
次の休み時間にはそれを渡して仲直りしている。
なっちゃんはアメが大好きで、杉浦くんはイチゴミルクが大好き。
2人とも毎度毎度そのパターンだ。
そして、今日のなっちゃんは昨日一日、杉浦くんをからかっていないから、今すぐにでも杉浦くんをからかいたくて仕方ないのだ。
私は、「ううん。残念なことに、なっちゃんが望んでるようなことは全くなかったよ!」っと言おうと口を開いた。
そのとき、どこからか現れた後ろで苦笑いを浮かべた杉浦くんが、私の代わりに口を開いた。
「おい、奈々美。キヨが俺に何かすることはあっても、俺がキヨに何かすることはねーよ!」
「えっ!?ちょっと、それどういう意味!?」
聞き捨てならないことを言われて、私はふくれっ面で言い返した。