杉浦くんの手と私の手。
あらら。
スネちゃった。
仕方ない。後からいちごミルクを買っておこう。
私がのんきにそんなことを考えていると、思わずうめき声をあげてしまいそうなほどの重みが一気に背中にかかった。
「キーーーヨーーー!!」
「な、なっちゃん…」
私はなるべく平静を装った声で言う。
お、重たい。
ごめん。でもすごく重いよなっちゃん。
なっちゃんは私の背中から離れると、私の前の席に座って頬を赤くして私に言った。
「明日から夏休みだよ!!プールに行こ!!お祭り行こ!!旅行に行こう!!」
「え…」
私は目をぱちくりさせてなっちゃんを見る。
なっちゃんは不思議そうに首を傾げている。
プールにお祭りに旅行…。
私は遠慮がちに、でも目はキラキラさせて言った。
「夏休み、一緒に遊べるの…?」
今度はなっちゃんが目をぱちくりさせた。
そしておかしそうに笑うと言った。
「何言ってんの!夏休みは遊ぶためにあるの!」
スネちゃった。
仕方ない。後からいちごミルクを買っておこう。
私がのんきにそんなことを考えていると、思わずうめき声をあげてしまいそうなほどの重みが一気に背中にかかった。
「キーーーヨーーー!!」
「な、なっちゃん…」
私はなるべく平静を装った声で言う。
お、重たい。
ごめん。でもすごく重いよなっちゃん。
なっちゃんは私の背中から離れると、私の前の席に座って頬を赤くして私に言った。
「明日から夏休みだよ!!プールに行こ!!お祭り行こ!!旅行に行こう!!」
「え…」
私は目をぱちくりさせてなっちゃんを見る。
なっちゃんは不思議そうに首を傾げている。
プールにお祭りに旅行…。
私は遠慮がちに、でも目はキラキラさせて言った。
「夏休み、一緒に遊べるの…?」
今度はなっちゃんが目をぱちくりさせた。
そしておかしそうに笑うと言った。
「何言ってんの!夏休みは遊ぶためにあるの!」