ツンデレ皇子と秘密の恋
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ガラガラ



「おざっす〜」


「おはようございまーす(にこにこ)」


二人の男の子が入ってきた。


遅刻とかヤンキーなのかな、

そうやって恐る恐る見たら…



「ふぇ?うぎゃぁぁぁぁ!!」


「なんだ平野。虫でもいたんか?
うるさいで。もう少し静かにできひんの?」


桐山が言った。


いやいやいや、虫なんかちゃいますよー。

驚きすぎて関西弁になってもうたわ。







だってそこには………………。






大好きな大好きな、奏多⁈


それも、通路はさんで隣の席。


似てるだけだよ、うん。

と自分に言い聞かせて、落ち着いた。

 

入ってきた瞬間に、

クラスの女子((きゃーーー))言ってたよね?



やっぱ、かっこいいもん。


もてるんだな、奏多にもそっくりだし。  





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