pencil
もちろん、
ソレに出来なくて
僕に出来る仕事もあるのかもしれない。
だけど、それは世界の中の
小さな小さな僕の世界をまとめた話だ。
僕はこの世にたくさんいる。
僕はこの世にたくさん存在している。
その中の僕は、分類されている。
僕であることに変わりはない。
だけど、同じ僕はどこにもいない。
たとえば、必要とされている僕もこの世にはたくさんいるのだろう。
僕という世界は、まだ必要とされているのかもしれない。
だけどその中に、必要とされていない僕だっているはずだ。
僕が語るのは、その必要とされていない僕の話。
何かを綴るために
何かを描くために
何かを学ぶために
選ばれなかった、僕の事。