pencil



そう、これは単純な嫉妬の話。

僕はいろんなものに嫉妬している。



便利で役に立つソレに嫉妬している。

選ばれた僕にも嫉妬している。



僕の世界には優劣がある。

もしかしたら僕の事を好んでくれる人もいるかもしれない。


だけどもその好まれる事の差はもちろん存在する。



僕がたとえ、誰か一人に好まれたとしても

優劣の中の、優れる方にいる僕はきっと何人もの人に愛されている。



そんな僕に対して、僕は嫉妬することを抑えられない。




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