君に咲く花火
職場は、セントラルというデパートの中にあるツアー会社。
このデパート、サムイではもっとも大きな建物になるそうだけど、そうは言っても2階建て。
その分、敷地がすごく広くて、絶対ひとりなら迷子になりそう。
たくさんのショップが中に入っていて、観光客でにぎわっている。
「すごい人だねぇ」
お姉ちゃんに遅れまい、とついてゆきながら私は言った。
「ほぼ観光客でしょう? タイ人はここ、高いから来ないのよ」
「へぇ。外国人向けのデパートなんだね」
なんか不思議。
自分の国に自分のお金で、外国人向けの建物を作るなんて。
不思議そうにキョロキョロしていると、
「まぁ、それだけ観光客がお金を落としていってくれてるってこと」
と、なぜだか悲しそうにお姉ちゃんは言った。
このデパート、サムイではもっとも大きな建物になるそうだけど、そうは言っても2階建て。
その分、敷地がすごく広くて、絶対ひとりなら迷子になりそう。
たくさんのショップが中に入っていて、観光客でにぎわっている。
「すごい人だねぇ」
お姉ちゃんに遅れまい、とついてゆきながら私は言った。
「ほぼ観光客でしょう? タイ人はここ、高いから来ないのよ」
「へぇ。外国人向けのデパートなんだね」
なんか不思議。
自分の国に自分のお金で、外国人向けの建物を作るなんて。
不思議そうにキョロキョロしていると、
「まぁ、それだけ観光客がお金を落としていってくれてるってこと」
と、なぜだか悲しそうにお姉ちゃんは言った。