君に咲く花火
「ああ、そういうことかいな。オッケー」
「どこかいいお店知りません? 地元の人でもあまり知らないような」
「うーん」
「男性が持ってもいいような」
「あれ?果凛ちゃんにあげるんやろ?」
由衣さんが不思議そうな顔をしたので、あわてて、
「あ、できればソムサックにもあげたくって」
と、とりつくろった。
「それやったら、“アルニー”って店がええわ。最近できたばっかりやし、果凛ちゃんもまだ行ったことないって言ってたから」
「アルニー、ですね」
「そう、“明け方”って意味やねんけど、かわいいアクセサリーやグッズが売ってるで」
「どこかいいお店知りません? 地元の人でもあまり知らないような」
「うーん」
「男性が持ってもいいような」
「あれ?果凛ちゃんにあげるんやろ?」
由衣さんが不思議そうな顔をしたので、あわてて、
「あ、できればソムサックにもあげたくって」
と、とりつくろった。
「それやったら、“アルニー”って店がええわ。最近できたばっかりやし、果凛ちゃんもまだ行ったことないって言ってたから」
「アルニー、ですね」
「そう、“明け方”って意味やねんけど、かわいいアクセサリーやグッズが売ってるで」