君に咲く花火
しばらく歩くと、地図に書いていたとおり“ALNI”と看板のある小さな店があった。
ありがたいことに中はクーラーが効いていた。
ハンカチで汗をぬぐいながら小さな店内をまわる。
なるほど、由衣さんの言うとおりかわいいアクセサリーが所せましとディスプレイされていた。
店の奥では店員の女の子が椅子に座って携帯をいじくっている。
ふと目が合うと、にっこりと笑った。
その女の子のそばに置いてあるものが目に入った。
近づいていって手にとってみる。
それは、クリスタルでできた動物のゾウだった。
店内の照明をうけてキラキラかがやいている。
手のひらで十分おさまるくらい小さいそれは、なんだかかわいくてキレイで、すぐに私は気に入ってしまった。
ありがたいことに中はクーラーが効いていた。
ハンカチで汗をぬぐいながら小さな店内をまわる。
なるほど、由衣さんの言うとおりかわいいアクセサリーが所せましとディスプレイされていた。
店の奥では店員の女の子が椅子に座って携帯をいじくっている。
ふと目が合うと、にっこりと笑った。
その女の子のそばに置いてあるものが目に入った。
近づいていって手にとってみる。
それは、クリスタルでできた動物のゾウだった。
店内の照明をうけてキラキラかがやいている。
手のひらで十分おさまるくらい小さいそれは、なんだかかわいくてキレイで、すぐに私は気に入ってしまった。