愛しい瞳【完】
あとがき
こんにちは、黔です。「愛しい瞳」読んでいただきありがとうございます。
この作品は、御伽噺とかそういう感じにしたかったので、かなり文章が淡々としています。仕様ですと言い張ります。
勢いで書いたので(二日で書き上げました)テーマとかあまり考えていなかったのですが、強いて言うなら「要らないものは無い」といったところでしょうか。アレンは自分の左目をガラクタと言いガブリエルにあげてしまったせいで不幸が訪れてしまったわけですし。
なんて大層なことを言ってはみましたが、結局のところ僕がガブリエルが瞳を弄ぶシーンが書きたかっただけです。豚の目の解剖をした時からいつか書きたいなと思っていました。
完全にその時の記憶を頼りにあのシーンは書いているので、人間の目はそんなんじゃないよ、という方がおられましたらお手紙で教えていただけたらと思います。同じカメラ眼なので大して違いはないと自分では思っていますが。
それではまたどこかでお会いできることを願って。