Dear...
ミユの方を見てみると嬉しそうに人間観察をしている。
ミユはこうゆうタイプ好きだよねー。
あたしは無理だけど。
アヤカとゆうと
あたしと一緒で無理そうな顔をしている。
「リオ遅いって!」
4人の中で身長が一番高い男が廊下に響くような声で叫んだ。
「遅くなってゴメーン」
リオさんは少し小走りになって4人組に近付く。
「別にいいけどよー。それであそこにいる子が紹介したい子?」
身長の一番高いやつがあたし達の方を向いて指差した。
他の3人も一斉にこちらを見る。
「うん。右側にいてる子がミユちゃんだよ。それから真ん中と左側の子はミユちゃんの友達で付き添いみたいな感じ」
さっきから男達の視線が気になる。
そんなにジロジロ見んなよっ。
だからこうゆうタイプ苦手。
女は絶対落とせる。って思ってるし。