Dear...
もういい加減にしてよ。
ダメ。あたしもうキレる。
ミユ、リオさん、アヤカ…
ゴメンね。
これ以上我慢出来ないっす。
「誰もアド教えるなんて言ってないでしょ?」
あーついに言っちゃった。
みんなびっくりした顔であたしの方見てるし。
そんな顔で見ないでよ。
思った事は言わないとダメな性格なんだもん。
「ゆずな…ちゃん?」
あたしは構わずに話を続ける。
「そっち喧嘩するのは勝手だけどあたしを巻き込まないでよ。てゆうか何であなた達にアド教えなきゃいけないわけ?もうあたし疲れたし先に教室に戻る。…失礼しました」
途中でミユとアヤカが呼ぶ声がしたけど、あたしは振り返りもせずに廊下を一人で歩いた。
ミユにアヤカ
ゴメンね。
絶対空気悪くしちゃったよね。
あたしってホント最低な女。
もうイヤだ…