いじめ~そんなのよくないよ~
3 ましな命令。
「今日はミミズを素手で潰させよう。」
これは今日、俺が出した命令。
精一杯考えて選んだ、
一番ましないじめだと思った。
リーダーからしたら面白い、
本人もまだ大丈夫な命令。
俺はそう思った。
奴は小さい頃から虫が大丈夫だったから。
でも、リーダーはこう言った。
「なぁに?最近の駿芽(しゅんがとは俺の名)は
ドブ菌(奴の名)をかばいすぎなんじゃない?」
リーダーは気づいているようだ。
かばってる...そりぁあそうだ。
おれは奴の幼なじみなんだから......。
「もっと私を楽しませてくれるようなことを
しなきゃね?もっと激しいのを頂戴?」
リーダーは言う。
でもそんなことは無理だ。
どうすればいいんだ...。
これは今日、俺が出した命令。
精一杯考えて選んだ、
一番ましないじめだと思った。
リーダーからしたら面白い、
本人もまだ大丈夫な命令。
俺はそう思った。
奴は小さい頃から虫が大丈夫だったから。
でも、リーダーはこう言った。
「なぁに?最近の駿芽(しゅんがとは俺の名)は
ドブ菌(奴の名)をかばいすぎなんじゃない?」
リーダーは気づいているようだ。
かばってる...そりぁあそうだ。
おれは奴の幼なじみなんだから......。
「もっと私を楽しませてくれるようなことを
しなきゃね?もっと激しいのを頂戴?」
リーダーは言う。
でもそんなことは無理だ。
どうすればいいんだ...。