失恋の味はチョコレート
あたしはしゃがんで教室のドアに耳を当てた。


「竹原…あのさ…」


「なぁにぃ。広瀬くん。」


相変わらず猫声の竹原さん。



























「竹原…俺と付き合ってよ…」











う…そ…


今…広瀬くん。なんて?
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