FOURTEEN DAYS

ヒミツの告白



お化けに遭遇はしたけど、なんとかお化け役をやり遂げた。


午後の部は、体育館でのパフォーマンスのみ。


生徒に差し入れとして配布されたパンで軽く昼食を済ませ、雪紀と海藤、樋口と体育館へ向かった。



「体育館で何やるんだっけ??」


「最初は放送委員会でエセラジオ番組やるらしいよ。

なんか生徒から集めた相談とか悩みとか読み上げて放送委員長・・・

ほらアイツ、山田だっけ田中だっけ?」



「鈴木;?」



「そうそう鈴木!あいつが、答えていくらしいよ」



雪紀と海藤がテンポよく会話する。



樋口の顔には、きつくまきすぎたせいか、トイレットペーパーの痕がうっすら残っていた。







< 152 / 240 >

この作品をシェア

pagetop