FOURTEEN DAYS


しばらく下がにぎやかになったかと思ったら、今度は複数の人が階段をのぼる足音がした。



すると。



「こんにちわーッ」


イキオイよくドアが開いて、見覚えのある顔が3人入ってきた。



「バカ藍原!んなデカい音立てるなよ!」


「浩介も十分うるせーよw」


「柚子ーッッ!!大丈夫!?」



「みんな!!来てくれたの?」



雪紀と樋口と海藤だった。

みんな制服だから、学校からそのままきてくれたんだって分かった。



「柚子が休むなんてめずらしいッ!

最近めっちゃ勉強頑張ってたから祟っちゃった?」



雪紀が本当に心配そうに顔をのぞきこんでくる。


「うん、なんか熱もあるっぽくて・・・

お見舞いありがとー 本当嬉しい♪」



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