FOURTEEN DAYS


「いつ来るかなーって思ってたっつーのッ(笑)

せっかくだし楽しんでくればー」



樋口はひやかしつつ、それでも快く了解してた。



やっぱ、優しすぎだよ樋口~ッ///


私は1人でにやけるほっぺと格闘してた。



「柚子は?やっぱ、嫌かなあ?」


雪紀が悲しそうな顔をしてこっちを見てくる。



「嫌なわけないじゃんw

ちょっとくらい2人でデートしたいもんね!

私は平気だから、気にしないで!」



私もできるかぎりの笑顔を雪紀にむけた。




口ではそういいながら、私は別の理由も頭に浮かべていた。




< 211 / 240 >

この作品をシェア

pagetop