FOURTEEN DAYS
「いつ来るかなーって思ってたっつーのッ(笑)
せっかくだし楽しんでくればー」
樋口はひやかしつつ、それでも快く了解してた。
やっぱ、優しすぎだよ樋口~ッ///
私は1人でにやけるほっぺと格闘してた。
「柚子は?やっぱ、嫌かなあ?」
雪紀が悲しそうな顔をしてこっちを見てくる。
「嫌なわけないじゃんw
ちょっとくらい2人でデートしたいもんね!
私は平気だから、気にしないで!」
私もできるかぎりの笑顔を雪紀にむけた。
口ではそういいながら、私は別の理由も頭に浮かべていた。